「さなえに彼氏がいないのはもったいないね。」
思わず言って
「え?私?いるよ、彼氏。」
えーーーーーーーーーーー!
知らなかった・・・
「いたんだ。」
この部屋をシェアすることになったとき
てっきり
そう
てっきり
さなえにも・・・そう
さなえに 「も」
彼氏がいないと
思い込んでた・・・
「だって、じゃあ・・
良いわけ?」
どうりで綺麗な部屋
いつでも彼氏を呼べる
気付かなかったあ~~~
部屋を見回し
また
視線をさなえに戻し
「私がいたらおじゃま・・
だよね?」
急に居心地が悪くなった。
そんな私に
「ぜ~んぜん大丈夫だって。
彼ね 今 海外にいるから。」
か・・海外?ですか?
どんな人?
「すごいね。」
「うんん、カッコいいけど
普通の人だし
もうすぐ帰ってくるけど
心配しなくっていいよ。」
もうすぐ・・帰ってくる?
じゃあ・・・
やっぱ
おじゃま・・・だよね?

