社長!好きです!

流れて行く景色が・・・

ってゆ~か・・・



景色なんか

分かりません!



ビュン!

って感じ?


一瞬にして過ぎ去るってやつ?




「だ・・大丈夫なんですか?」


あまりの速さ

私はシートにへばり付いてる状態で


なんとか社長に声をかけたら・・・



「君は大丈夫じゃなさそうだな。」



社長が一瞬こっちを向いくと

メガネの奥の目が笑ってた。


楽しい?




「安心しろ。

今まで捕まったことはないからな。」



いや・・・そんな心配してるんじゃないんです。。。



ただ


無事に目的地に着いてくれたらいいんです!



「滅多に乗れない車だ。

もっと楽しんだらどうなんだ?」



またこっちを見て笑う社長



「いいから前だけ見ててくださいっ!!」



よそ見をしないで~~~~!!