私の鮎原さんを見つめる視線に 「鮎原さんみたいなのは、 上級者の格好だから 久利生さんは慎むように。」 頭の薄い秘書室長が 私の考えてることを察知して すぐさま言った。 上級者の格好? これの・・どこが? なわけないでしょ? 『久利生さんは慎むように』って・・・ 鮎原さんに注意できないけど 私にはするなって言いたいんでしょ? 絶対にしませんって! できるか!そんな格好! ヒラヒラ~ キラキラ~ って・・・ あり得ない・・・