「どうゆう組み合わせで座ってるの?」
笑美花に聞いてみた。
「ああ、なんか部署ごとに適当にみたいだけど・・・
このテーブルとそっちのテーブルは新入社員と役員のはずなんだけど・・・
なんか本当に適当になってるみたい。」
「そう・・・。」
グルっと辺りを見回す。
新入社員は、取り合えず全員顔が判る。
なんと言っても、新人研修を手伝いましたから・・・。
「久利生さん、お疲れ様です。」
ビールを持って誰かやって来た。
企画部の新入社員の佐藤 立(さとう りゅう)だった。
「ああ、佐藤くん、お疲れ様。
ありがとう。」
グラスを出しつつ
「あ~!」
思わず叫んでた。
「なに?」
加崎がこっちを見て不信な顔。
「いえ・・・副社長にあんまり飲ませない方が・・・。」
由の両隣で江戸川小百と加崎が次々と注いでいる。
来たばかりだというのに・・・
「駆け付け三杯ってゆ~じゃないですか?
ね~、副社長~。」
江戸川小百が言いながら由にぴったりくっついてる。
駆け付け三杯?どころじゃないよね?
あれは・・・やばいんじゃないの?
由のやつすっごいニコニコしてる
けど・・
今は、まだいいけど・・・
30分後が・・・
「副社長ってお酒弱いんですよ。」
笑美花もそう言って二人のお酌を止めようとしたが・・・
「俺は、弱くなんかない!」
とか言っちゃってるし・・・
もうダメか?
「由のやつ、いい気になって飲み過ぎ。」
小声で私にそう言って笑美花が苦笑い。
さすがにここで副社長を殴ることは、控えているらしい。

