「あいつが!っははは!」 突然笑い出す先生に、はてな顔の私。 「いや、ホント、似合わない本持ってんなーって思ってさ」 「それは確かにそうですけど……あっ!」 私の声に驚き、先生の笑い声はピタっと止んだ。 「な、なんだよ、突然」 「すみません、聞こうと思ってたことを思い出して」 「何?」 「先生はどうして澤田くんを勧誘したんですか?」 「ああ、あいつがさ、公園で星を見上げてるのをたまたま見かけたんだ。普通に勧誘しても入部してくれないだろうから、強行手段をとったわけ」