【完】俺だけを愛して溺れろ。




『(……)』



すみませーん。



噂の根源である“あの女”が、ここにいますよー?



これから面倒なことが起こると予感したあたしは、気付かれないように空気に溶け込む努力をした。



だがしかし、勇猛果敢な彼女は戦闘準備に取り掛かっていた。



「口を利(き)けないようにしてやる」



『な、凪?』



「あの女共に、明るい未来は訪れない」



首も指の骨もボキボキと鳴らす凪。



そして、凪の身体からとてつもないオーラが放たれていた。