無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~

「なんか、失敗でもしたの?」

「…それはないと思う」

私は軽く手を振って、

後ろをついていった。


・・・

誰もいない会議室。

・・・

仕事中に何だって言うのよ?

「・・・あの」

私は恐る恐る、俊を見上げた。


私を見下ろした俊は・・・


「矢崎に近づくな」

と、言って微笑んだ。