上條一狼。
一つ下の幼馴染。
昔は女の子に間違われるほどチッコくて、可愛くて
(今でもそんなにデカイわけじゃないけど。)
よくもまぁ、飽きるほど苛められて泣かされていた。
それを私がいつも助けてやった。
私に向けられる揺るぎない信頼は心地よかったし
追いかけてくるワンコはとても可愛いかった。
引越しが決まった時、この世の終わりかと言う程、喚かれた。
あまりの煩さに呆れて、あの時は適当な事を言って黙らせたケド。
引っ越しを期に手放した。
その辺私は自分で言うのも何だけど、クールだ。
どうせワンコが泣いたトコロで、この距離では駆けつけてやるのは不可能。
どーでもよくなったとか言うんじゃないけれど、
自分で何とかしてくれ。
遠く離れたワンコの世話を焼くほど私は暇人じゃないのだ。


