でも・・・ そーいや、あの夢を見るようになったのはいつからだった? あれはババァが怪我して見舞に行った最初の夜。 『そーじゃった。そーいや【アレ】が―――』 ババアは何かを言い差し、にやっと笑った。 『・・・まぁいいさね。いずれ分かるこった。』 ナニが分かるんだよ? いずれ分かることなら言ってくれりゃいいじゃん。 クソババァ。 「はぁ・・・はぁ・・・」 どこを見渡してみても、見つからなくて。 俺は人の群れの中で立ち尽くした。