【俺・犬】+幼馴染は魔女+


その言葉が合図のように、周囲にいた闇蛇の手下が私を抑え付けた。



闇蛇が近づく。


ゆっくりと勿体ぶるように私のブラウスのボタンを一つ、一つと外していく。

露わになった胸元に周囲の下衆な視線が絡みつく。





「アナタのやり口はよーぅく知ってるわよ?ヒトの弱味を握って、思い通りに揺さぶって・・・ふふ。自分が同じ目に合う気分はどう?」



勝ち誇ったような顔に、私は小さく笑ってしまった。




「・・・・笑止。生憎だけれど、『コレ』は私の急所でわないわ。今、ここでどんなことをされても―――それをネタに脅されても壊れやしないもの。」





こんな下衆共に穢されるなんて、目の眩むほどの不幸だ。

多分、私は傷つくでしょうね。







―――でも、壊れたりしない。






壊れない限り、このゲームは続行される。



それに自分が負けないために、私はいくつかの布石を敷いてあるの。








私はこのゲームに必ず勝つ。