天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~ <番外編>

「お父さ~ん。お昼できたよ」


翼鬼が呼びにくる。


「あー!!なんで仕事してんの!?」


「なんでって…何もやらないのもヒマなんだよ」


そう、俺は何をすればいいのか分からず、書類をまとめていた。


「あたしがやるからいいって!ていうか、ご飯だし!」


「あ、ああ…」


翼鬼の迫力に圧されながら、広間へと向かった…。


…なんだってんだ、今日は。


俺が何かしたか…?


今日って…


なんの日だったっけな…。


特別な日でもないと思うが…。