「では、作戦の確認です!」


「あたしの話を聞け!!」


この際、翼鬼はムシします。


お姉ちゃんだけど!←


「まず、翼鬼が三人を庭に呼び出す。そこに沖田さんが水をぶっかける☆」


「水ぶっかけていいのか!?」


「大丈夫、今は夏です!乾きます!」


「そういう問題じゃなくて…。怒らないかってことなんだけど」


あ…そこらへんあんまり考えてなかった。


「なんとかなるさっ☆」


「なるか馬鹿天鬼!」


「天鬼は、何やるんですか?」


沖田さん、救いの船!


「僕はね、屋根で三人を煽る役!煽ったら乗るから、鬼ごっこ開始!」


「了解です!」


沖田さんはノリノリだし、問題は…


「翼鬼ぃ、やろうよ」


「やだ!そんな猫なで声出したってムダだよ!」


ちぇっ、なら…


天鬼、奥の手使います!