天使の翼を持った鬼~愛よ輝け~ <番外編>

今だって、必死に理性をつなぎ止めている。


「じゃあ、して…?」


「……………もう、どうなっても知らないよ」


俺の理性は呆気なく切れ、翼鬼に口づけた。


荒々しく、でも傷つけないように口づける。


「……そうじ…息、できな…」


弱い力で抵抗する。


翼鬼から誘ったんだからね。


後悔したって、もう遅い。