「じゃあ、好きにさせてみせるから、
もっと一緒にいて?」


「今だって十分一緒にいるじゃん。
同じグループなんだし。」


「それは仕事でしょ?
そうじゃなくて、今みたいにプライベー トな時間に会いたいんだ。

たまにでいいから、姉さんの時間を僕にちょうだい?」




こうやってかわいくお願いされてしまっては、
断ることが難しくなる。


ソンミンはグループの愛嬌担当とも言われているくらいに可愛げがある。

それは認めるけれど、
自分のかわいさを知っていて、それを利用しているのではないかとたまに思う。


これがソンミンを苦手とする理由なのかもしれない。