たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても

「結局さ、どんなに頑張ったって私たちは事務所のあやつり人形なんだよ。
どんなにいい歌を歌っても、ただの道具でしかないんだよ。」


「...もしかして俺たちのグループに韓国系が多いのも最初からこのために仕組まれたことだったんですか?」




いやいや、そんなわけないだろ。

とんでもないところにまで話を持っていった二人に目眩がする。
そろそろ止めないとまずいな。

普段は言い合いばかりしてるのに、実はお前たちって気が合うよな。
もう付き合えばいいんじゃないか。



「考えすぎ。
そんなことして事務所に何のメリットがあるんだよ。
お前たち少しは落ち着けよ。」


「さっきから、一人だけ冷静ですけど、兄さんは悔しくないんですか?

あ、兄さんは韓流だったんですか?」



「失礼なこと言うなよ。...俺だって悔しいよ。
ただ ...。」