僕たちの関係が変わったというわけではないけど。

あの日、姉さんが落ち込んでいた日を境に、
少し僕たちの距離が近づいた気がするんだ。

少しは期待してもいいのかなあ、なんて。




「そこまで言われたら傷つくなあ。
僕には姉さんだけって知ってるでしょ?

...火鍋、行かない?」


「ソンミナのおごりなら、
...行く。」