たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても

ただ、それがユナにとっては、
前の事務所に芸能人になれるように育ててもらった恩も忘れて、
他の、それも外国の事務所に乗り換えた裏切り行為に思えたのだろう。


韓国では、台湾や他の国では考えられないくらい事務所と個人の関係が深い。

母国でのデビューを一緒に目指していた仲間でもあったユナが、俺のその行動で気持ちが冷めてしまうのも無理のないことだ。


どうして気持ちがないのに俺と付き合い続けているかは分からない。

彼女から別れようと言われない限り、
俺から別れを切り出すことはないだろう。

たとえ愛されていなくても、俺は彼女を手放したくないのだから。


愛してないのに愛してると嘘をつき続けるユナと、
嘘だと分かっていても愛されていると自分に嘘をつく俺。


一体どちらが間違っているのか。