「ちょっとヒョンスさん!
俺の服勝手に着ないでくださいって何回も言ってるじゃないですか!」
ダンスレッスンを終えて自宅に帰り、どうしたらメンバーともっと仲良くなれるのかリビングで考えこんでいたら、ヒデがご立腹のようだ。
ヒデとも日本語で話した方がお互いに楽なので、日本語で話している。
そんなわけでもともと日本語を勉強していた同室のソンミンも多少日本語が話せるようになった。
「なんでそんなに怒ってるの?
俺たち家族なんだから、それくらい......。
あと、俺のことは兄さんって呼んでってば」
「俺の家族は日本にいる家族だけです」
そんな......!
同じ部屋に住んで、これから一緒にデビューする俺たちはもう家族同然のはずなのに、家族じゃないって言われた。
だから兄さんって呼んでくれないのか。
親しい人を兄さんと呼ぶのなんて当たり前なのに。
つまり俺はヒデにとって、兄さんと呼ぶに値しない人間だということだ。
シューインだけじゃなく、いつのまにかヒデからの信頼も失ってしまったのか。
俺はなんて不甲斐ないリーダーなんだ......!
俺の服勝手に着ないでくださいって何回も言ってるじゃないですか!」
ダンスレッスンを終えて自宅に帰り、どうしたらメンバーともっと仲良くなれるのかリビングで考えこんでいたら、ヒデがご立腹のようだ。
ヒデとも日本語で話した方がお互いに楽なので、日本語で話している。
そんなわけでもともと日本語を勉強していた同室のソンミンも多少日本語が話せるようになった。
「なんでそんなに怒ってるの?
俺たち家族なんだから、それくらい......。
あと、俺のことは兄さんって呼んでってば」
「俺の家族は日本にいる家族だけです」
そんな......!
同じ部屋に住んで、これから一緒にデビューする俺たちはもう家族同然のはずなのに、家族じゃないって言われた。
だから兄さんって呼んでくれないのか。
親しい人を兄さんと呼ぶのなんて当たり前なのに。
つまり俺はヒデにとって、兄さんと呼ぶに値しない人間だということだ。
シューインだけじゃなく、いつのまにかヒデからの信頼も失ってしまったのか。
俺はなんて不甲斐ないリーダーなんだ......!