「12月の中旬頃だったかな・・・。 家に帰ってきたときに兄貴に見つかって、俺の部屋で襲われた」 「それで・・・・・・?」 「俺が助けたときは上半身だけ服が切り裂かれてた。 まぁ未遂ってとこか」 吐き気がした。 俺の知らないところで、満奈がそんなことになっていたなんて。 「怖い、なんて一言も言わなかった。 だけど内心は絶対怖いって思ってた」 妙なところでふさぎ込むからな、なんて呟く。 「なぁ、流川」 目が合う。 鋭い目つきに何もかも見透かされそうでドキッとした。