一瞬だった。
光音 信が手に持つなにかから
ひときわ大きな光が出たと思うと、
それが無数の細長い閃光になり
バラバラに散っていった。
その閃光一つ一つがなにかを捉え、
捉えられたなにかは奇声を発し倒れた。
「こんなもんですか...」
「これで終わりかい?今回は少し少なめなんだね」
━━━━ッヒュン...
静寂がとかれ、川のせせらぎが聞こえ始める。
『これは...なんなんだ?』
「そいつらは【タナトス】。ただの弱い敵だけど、どこから来てるのかわからない。何匹倒しても襲ってくるんだ。」
『何匹倒しても。って、お前らこんな戦いをずっとしてきたのか!?』
「ずっとって言うか、ざっと1ヶ月ほど前になりますかね。僕がトキオと出会ったのは...。それからはこの調子でいつも戦ってますよ」
『......。話してくれないか。』
「もちろん、そのつもりさ。」

