とき川に着くと、
そこには二人の男がいた。
片方は、トキオだ。
もう一人の方は...
見知らぬ人だった。
「やっと来たかい?」
『ああ、そっちは?』
そうきくと、男は話し出した。
「光音 信-ヒカリネ シン-と申します。以後、お見知りおきを。」
「信は僕の仲間だよ。それより、緊急事態だ。早急に動いてくれるかい?」
『この力についての説明をしてくれよ...。それをききに俺はここにきたんだ。』
「きいて理解するより、見て理解したほうが早いよ。」
トキオの目付きが変わる。
「くるよ、信...!!」
「わかってますよ。そっちこそ準備はよろしいのですか?」
「雷太、詳しい説明はあとでするよ。まずは僕たちの戦いを見ててくれ」
『戦い...?』
トキオが俺に手をかざした。
「今から君のまわりに結界をはる。そこにいれば君は敵には見えない。」
スゥゥゥ...
俺のまわりに、
薄い透明の膜のようなものが
張り巡らされる。
━━━━ッヒュン...
トキオが時間を止めたようだ。
辺りを静けさが覆う。
沈黙をやぶったのは、
光音 信の放った一筋の閃光だった。
......バシュッ
光音 信の放った閃光は、
正確になにかを捉えた。
「グ...ギャアァァァ」
恐ろしい声がその場に響き、
なにか人のような影がその場に倒れた。
「まずは1匹。最低でもあと10匹はいるよ、信。」
「僕の腕をあなどってもらっては困ります。まとめていきますよ」

