━━━━ッヒュン



『まだ時間になってないんじゃないか?...トキオ。』


「そうだね。まだ時間まで5時間もある...」




俺の部屋。
いつもの空間。

止まった千夏。
動いてる俺。
...とトキオ。


『お前は時を止められる...。そうだよな?』

「正解。初めてだとほとんどが状況を理解できずパニックを起こすのに。さすがだね」

『なぜだかはわからない。けど、わかる。』

「フフフ...。用件を言うよ...。緊急事態だ。時間が早まった。この子を帰したらすぐにとき川に来てくれ」

『あぁ、わかった』


━━━━ッヒュン...


『じゃあな、千夏』

「うん。また明日!」

『また......明日な。』





千夏が帰ったあと、
すぐに俺はとき川へ向かった。