その昔、全知全能の神【ゼウス】と、
その兄にして冥界の王【ハデス】は対立していた。

ゼウスは、「人間は尊ぶべきものだ。守護しよう。」と
ハデスは、「人間は愚かなものだ。滅びよ。」と。

ゼウスとハデスの戦いは4億年もの間続いた。
そこへ1人の英雄が現れた。その名は【ペルセウス】
ペルセウスは神と人の血を引く半神。
はかりしれない力でハデスを滅ぼした。平和が訪れた。


その後ペルセウスは英雄の座を捨て、平凡な農民として暮らした。
しかし、神の力を妬んだ村人はペルセウスを追い出してしまった。
怒りに我を忘れたペルセウスは村を滅ぼした。
そしてオリンポスへと昇っていったのだ。

しかし、村を滅ぼし人を殺めたペルセウスを
ゼウスを始めオリンポスの神々は受け入れはしなかった。
半神としての居場所がないことを悟ったペルセウスは
オリンポスを滅ぼし、自らも死を選んだのだった。