「美織……。 あんた可愛過ぎっ‼」 「えっ、ちょ真美!?」 突然真美に抱きつかれ 体がよろめく。 「あ、桜木君っ、 距離縮めていってるよ‼ すごい速いっ‼」 真美の体をベリっと 剥がし、 トラックに視線を戻す。 本当だっ…‼ 桜木はスピードを上げて どんどん差を縮めていく。 その度に、 ギャラリーからの声援が 大きくなっていった。