私、きっと、 気づかないフリしてたんだ。 こんな嫌がらせを 受けている自分が、 格好悪くて、 惨めで、とても、 悲しくて…… 認めたくなかったんだ。 弱いな、私。 「大丈夫。 二人で戦えば怖くないよ。 巻き込まれてあげるっ。」 「真美、その言い方 なんか怖い……。」 「怖くていいのっ! 美織を守るんだもんっ、 怖いくらいでいかないとっ‼」 真美はそうやって 私にヤンキーのように 私を睨んできた。