「…うるさい!…黙れ…!!
私は…私は確かに受け取ったのだ。父の悲痛の思いを。言いようのない憎しみを。地獄の底から沸き出る復讐心をっ!優しさだと!?父がそんなもので報われるわけが…報われるわけがない!!
父はもう犬となっていた!人としての感情は、とうに損なわれていた!」

王の精神はとっくに崩壊していた。舌はしきりにだらりと垂れ下がり、涎が床を汚し始めた。