死体はどれもこれも不気味な形相であった。悲痛な眼、狂喜に満ちた眼、眼についてはそれぞれ独特であるが、口はみな、だらしなく開かれ、そこから舌がだらりと垂れていた。そして多くの死体は衣服を身に付けていなかった。また、いくつかの死体は手や足、胴体の肉がえぐられていた。
噛痕、まるで何かに噛まれたような痕。すぐ横で肉をくわえたまま死んでいるモノもあった。