見失ってしまったのは道しるべではなく進むための舵。 何処に置いてきたのかさえ思い出せなくて。 大波に煽られ船は行き先を失った。 光りさえ見えない暗闇が続く。 そんな場所で、貴方は幸せの在処を照らしていた。 story 2 -雨の降り積もる場所-