優しい声で呼ばれた。 振り返ったらそこには声にあってる顔の人。 「富竹さんだよね?」 笑顔で聞かれた。 「はい…」 よく見たらスリッパの色が違う。 上級生だ。 少し“彼”と似ている人。 「いきなり呼び出したりしてごめんね。 待った?」 「全然待ってないです!!!」