「はい、これ」 渡されたのは、一枚の紙 「読んでみて」 そう言われ、俺はゆっくり、紙に書かれた文字に目を移した 「…ボディーガードの、仕事?」 「うん。海都くんには、ボディーガードもやってもらってるだろう? だから、その内容をね」 「はぁ」 もう一度紙に目を移し、その内容を読んだ ――――――――――― 1、常にみりいの傍にいること 2、会社のパーティーなどにも、参加すること 3、みりいを身体を張って守ること ―――――――――――