君になりたい【短編】




この会話どこかで…?

まぁいいか。

部屋に入った途端、俺の口は、勝手にベラベラと喋りはじめた。


「何だよ、陽。お前また母さんに怒られたんだろ?」


その度に、陽の肩が震える。


あ、いけない

これ以上喋るな


ダメだ!


分かっているのに口がとまらない。


「バカだなぁ、お前も。俺に勝てるわけねぇって」