お見合い学園物語

かのんさんは、
私の回りをキョロキョロしながら、
見渡している。

「あっ…じっ実は…」

「妖精の事は心配はいらぬ…、妖精の居る洞窟に行けば、恐らく眠って居るだろうからなっ」

かのんさんの背後に、
薄くて透明の水色の羽根の生えた黄色い色の髪で
人間の子供の様な
手足の生えた
蝶(ちょうちょ)
が姿を現した。

「すっすみませんです…
あっあのっ…」

慌て、蝶をぎゅっと
抱きしめ少し、
嫌がる蝶。

「なっ何をする!
無礼な!離せ」

暴れる蝶の様な、
子供にかのんさんは
格闘していた。