お見合い学園物語

「どこかに三つ葉があるといいのですが…。
ス‐プにも合うんですよ」

「三つ葉ですかぁ〜」

「う〜ん採取出来る時期が、
5〜6月なので、
今の時期にはちょっと難しいのを、思い出しました。他を探しましょう…。
あっ…こんな所に、スミレがありました」

「これも食べれるんですねっ」

スミレに外人さんが、手を出す。

「あぁ〜ちょっと、根は残してくださいね…、
保護する為にもなるべく掘(ほ)らないようにしましょう」


リョウ君を気にしつつ私は、見たことのある
葉を探す事にした。

「もしかして、
これはヨモギかなっ?
天ぷらにして、お母さんが料理しているのを、見たことがあったから」

「…ヨモギかっ…
スープにも、もしかしたら使えたりするかも知れないなっ…、物は試しにやってみよう!
そろそろ料理に取り掛からないか?」

「ちょっと待って…、
これは…ドクダミかなっ…これも、お母さんがよく、
天ぷらにしてくれたの…、家の庭でよく見たことあるから」

ハ‐トのような形をした、特徴が探しやすくしてくれている。

「よっと…ん?この強い臭さはなんだっ…本当に、
これ食べれるのかよっ?」
ショウゴ君は、
鼻をつまみながらドクダミを採る。

「そろそろ料理…しないと、リョウ君が先に行ってしまったけど…」

「おっそうだなっ…、ん?そういやぁ…何で…
いやっ何でも無い」