お見合い学園物語

私達は先にイカダで移動、板でイカダを漕いでいると。

後ろからライバルの、

リョウ君と外人さんが、
追い掛けてくる。

「前のイカダ、
絶対に追い付いてみせます!もっと早く漕いでくださ〜い!」

金髪の外人さんは、
リョウ君に、
命令し始めた。
向こうは両側で、
板で漕いで来るため、
かなりスピードアップしてくる。


私も板を使い、
一緒にスピードを合わせ漕ぐ事にした。

同じ早さに漕いだ方が、
勢いも付き体力消耗を抑えると、考えたからもあるかも知れない。

「ストップストップ!」


外人の女性はかなりうるさい。

声を出しすぎたのか、
次第に疲れて来たのか、少し静かになった。

私達が、向こう側に着き、用意された調理器具を、
発見し料理をする事に。

「調理する為には、食材を集めないといけないみたいだなっ…」

「私食べれる葉に詳しく無いけど…、ショウゴ君は
詳しいですか?」

「あぁ〜わりぃ俺も、詳しく無い…。
けどこのまま立ってても、
どうにもなんねぇから、当たってくだけどだなっ」

ショウゴ君は、
行き当たりばったりなのか、何も考えていないのか、どこか、いい加減。

「とにかくだっ…安全は第一で、食べられそうな物を探す…」

ショウゴ君は、
森の中に入って木の実を拾い集めている。


――。

「これだけ木の実集めたら、何か出来るんじゃ無いのか?」

手の中には、
赤い実が沢山詰まれていた。

「ん〜これは、ツクシですね…。ツクシは卵とじに向いている食材なので、採っておきましょう」

リョウ君は、山の山菜や野草に詳しいのか次々に、
山の中で収穫をして行く。

「あっちは、山の食べれるものに詳しそうだねっ…」

ショウゴ君は少し、
顔が歪む

「気にすんなって第一、
卵なんて、こんな所にあるわけ…」

「卵見つけました〜にわとりが卵、産むなんてラッキーで〜す」

手には、産みたての白い卵が。

「卵もちゃんとあるみたいだねっ…」

ショウゴは、卵を見て固まった。