「では目を閉じ、
そのままでお待ちください
カプセルが閉じましたら、仲間同士助け合い、
最終的にクリアしたら、
この場所に戻ってきます。
ただ、戻れなくなる可能性もある為、
その場合妖精が皆さんを、助けますので安心してください」

『絶対に怪しいと思うけど気のせいかなっ』

迷いと不安がある中、
カプセルが閉まり、
“ぴっ”と、
機械が動き始めた。

“カタカタカタカタ”

頭の中には、
ジャングルが広がっている目の前には、
5人の人が居た。

さっき横に居たカプセルの人だと思われる、
その中には、
図書館で出会った、
眼鏡を掛けた人、
もう一人は無理矢理
眼鏡を掛けた方から、
奪って逃げた人が…。

あっ!?と、男性二人は、目と目を見合せ何かを言いたそうな空気も漂っている。

「バ‐チャル世界にようこそこれから、
各二人に別れて頂き、
ゴ‐ルを目指して頂きます。

まずは二人で用意された、木と縄
トラックのタイヤチュ‐ブ6個で、
“イカダ”を作って貰います。
イカダで岸に
たどり着いた人は、

食料を集めてください。
このジャングルにある物を自由に使い、調理したのち。
最終的にその料理を、
完成させゴ‐ルしてください。

ゴ‐ルに向かう早さと、
判断力、友情や助け合いが、求められます。

このゲームは、
コンビプレーが欠かせません、
いい出会いになりますように。

組み合わせは、
じゃんけんで、
決めてください
勝った人から選んでください。

私の他に、二人女性が、
一人は背の高い女性。
日に焼けた姿の、
“アメリカ人”のような女性、金髪でふんわりした
ロングヘアー。
モデルになれそう。

もう一人は、
スポーツをやってそうな
女性…身長156くらいの
茶色い髪のショ−トカット、
物凄くハキハキしていて
超元気なお姉さん。

いつの間にか女性が先に
じゃんけんで相手を決める事に、
私はじゃんけんで、
“チョキ”、
他の女性二人は、
“グ‐”を出していて、
私は一番最後に選ぶことに。