今度は猫耳姿の、
首輪には大きな鈴を着けた、可愛らしいメイド服を着た子が…。

『普通に私より、
可愛いような…彼とか居そう…』

「あっお待ちいたしておりましたこちらから、
カプセルにお入り下さい」

手前のカプセルに向け
どうぞと手を差し伸べられた。

私は一番手前の、
カプセルに入る、
他にも後から次々に、
入って来た。

「では、皆さんの準備が整いましたので、簡単に説明させて頂きます。
バ‐チャル世界は、
精神の世界です。
実際にその世界に肉体から入る場所では無いです、
気持ちだけで、体験する、ゲームです」

『普通におかしな事を言ってるような気がしなくないようは…バ‐チャル…』

私の中で、何となく、
理解をするしか無かった。