「詠悪りぃ…」 試合を終え戻ってきた長水は隣に座る次鋒の詠に謝った 「謝るなよ長水お疲れ」 と詠は笑みを見せた 長水は何も言わずに隣に正座した 「詠…長水の分やり返して来い」 高笠が立ち上がった詠に声をかけた 詠は「はい」と頷いて試合場に入った 相手は天宮城恭平だった