それ以降黙ったまま海を見続ける詠に「何か思い出でも?」と尋ねた華宮 詠はちらっと華宮を横目で見てからまた視線を海に戻した 「…別に思い出って程じゃねぇけど…」 「けど?」 「…懐かしいなって思ってさ」 「懐かしい…ですか?」 「あぁ」と頷いた詠 「剣道始めたばっかの中1の時に香賀と初めて試合したの海でなんだよ」 詠は砂浜に寝転んで夜空を見た