幼なじみは俺様イケメンになっていました!?

キーンコーンカーンコーン…


「あ、チャイム鳴っちゃった。」


「ほんとだ。時間経つの早いな。」



ほんと。


あっという間だった。


まだ数分しか話してない気がする。


これからもっと話せるよね。


10年分…よりいっぱい話したいな。



「あたし、次の授業に出たいから、教室戻るね。」



あたしは下に降りるために、はしごのある方へ歩き始める。



「え…。」



翔くんがあたしの手首をつかんだ。


力強く。


でもすごく優しく。



「し、翔くん?!どうしたの?」



あたしは慌てて聞いた。


体調でも悪いんじゃないかって思って。