王子様注意報 2




唇を離すと目の前には目を見開く悠斗


それ以上にびっくりしてるのはわたし


自分で自分が何をしたのかよくわからない


わたしは真っ赤な顔をしてる、絶対的に


わたしは思いっきり振り返って走り出す


「・・ちょっ・・!!妃芽!!」


後ろで追いかけてくる悠斗の気配


ただ、ただなんだか逃げたくなった


わたしだけが怒ってるみたいで


わたしだけが





こんなにバカみたいに悠斗を好きみたいで





「待てって!!」


わたしは手首をつかまれた