走って走って… どこまでも走り続けた 郁也の居る、あのチャペルが見えなくなるまで 無我夢中で走ったからか、左薬指で光っていた重いダイヤの指輪は、あたしの手から外れていた でももしかしたら、無意識に外していたのかもしれない…