何軒かの交番で道を聞き、やっとたどり着いた豪邸 「デッケェ!!」 そう叫んだ俺を、奇妙な物でも見るかのように、警備員の奴等がじっと睨んできた それに応えるように、軽くお辞儀をして、馬鹿でかい玄関へと向かった ――ピンポーン♪ 「はぁーい、どちら様!?」 そう聞かれて答えないのも可笑しいと思い、取りあえず本名を言った 「…椿 時雨です」