オレの言葉に、

遥斗は何も言い返してこなかった。

・・・

とりあえず、

オレの車に瑠璃をのせた。

・・・

落ち着くまで少し待つか・・・


泣いてる瑠璃を、

抱きしめたまま背中をそっとさすった。

・・・

瑠璃ってこんなに綺麗だったっけ?

・・・

泣いてる女を見て、

キレイだってのも、

なんか変だな…

でも、

そう思っちまったんだから、

仕方がない・・・