オレの服をギュッと掴んだ。

・・・

やっぱりまだ早いかな?

・・・

「まりあ、無理「いいよ・・」


「え?」


「いつまでも裕也を待たせちゃ悪いものね?

・・・

頑張ってみる・・・」


…頑張るって。


「ホントにイイの?」

まりあは静かに頷いた。


「ありがと・・・でもさ、

無理そうなら言えよ?

少しずつでいいんだからな?」


「・・・うん」