「はぁ…」


食事中に不意に漏れたため息。

そんなのはるが見逃すわけなくて。




「愛ちゃん?おいしくなかった?」


「ううん!そんなことないよ!」


「そっか…」




心なしか、はるの顔が悲しく歪んでいた。


最近いつもこんな感じたからなぁ…




「はる、今日の夜ご飯私が作るね!」


「いいよいいよ!愛ちゃんはゆっくりしてて?」




私が作ると言っても、いつもこんな感じで返される。


私が作ったご飯食べたくないのかな…




そう思うと、ちょっぴり涙が出た。







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