「先生、“生きる”ってどういうことなのかな?」 「…」 「死んだら、先生とはいられないのかな?」 「…今西」 「私が“生きてる意味”ってなんなのかな?あ、先生がいることだ」 はは、と乾いた声が出たと同時に虚しくなって涙がこぼれた ねぇ、先生。 どこにも行かないで。 「今西、ごめん…ごめんな」 「謝らないでっ」 「俺は、ずっと一緒にはいられないんだよっ」 「せんせっ」 抱きしめる力が増した …無理だってわかってるのに、ばかだなぁ私。 消えないでほしいだなんて、私…だめだなぁ。