とりあえず海から上がったらもう六時


いや~だいぶ人も減りましたな


「妃芽ちゃ~ん!!」


「なに?優花ちゃん」


優花ちゃんはわたしの腕もってずんずん歩き出した


となりにいた悠斗は変な目でこっちを見てる


「妃芽ちゃんもう着替えたんだね」


「うん・・・優花ちゃんもじゃん」


「うんそうだね


でも今はそういうことじゃなくて・・・」


「なに?」


「・・・わたし比呂と同室になっちゃの!!」


「へ~・・・おめでと~」


「二人きりだよ二人きり!!」


「へ・・へ~・・・」


わたしの頭の中はあるいやな予感が浮上してる


まさかね・・・