「待って、一緒に帰りたいんだ。ダメ?」 恋弥が私の顔を覗き込む。 何で私にかまうの?彼女がいるのなら、彼女と一緒に帰ればいいじゃん。 でも―一緒に帰りたい。 私は首を縦に小さく振った。 恋弥が満面の笑みを浮かべた。