夏の欠片



「俺のせいなんだ。俺が生き返りたいなんて言ったから…美咲だけじゃなくて、こんなにも多くの人が犠牲になったんだ」


声が震える。


「あなたを殺すことなど出来ません。もちろん、もとの世界に戻るなんてことが何度も出来るわけもありません」


その時、少女のあの“夢”でみた最後の顔を思い出した。


悲しそうな顔をしていた。