「お前顔に出てるよ由夏ちゃんが好きですって」

「そんなに出てるかな?」

「出てる」


「感じなかった」


「だから由夏ちゃんも祐人に言いにくかったんじゃない?」


「そうなのかな?」


「後お前自身にも問題があると思う。だから思い伝えたら?本当に祐人は由夏ちゃんの事好きなの?」


「うん。俺は由夏が好き」

「ほらだったら気持ちがついたら告れよ」


「おぅ頑張るわ」


キーンコーンカーンコーンそう話しているうちにチャイムが鳴った。


「祐人行かなくても良いのか?」


「うん。今は由夏の近くに居たいから」


「分かった」


この後とんでもない事を聞かされるとは知らず岡本先生は保健室にいた。